東日本大震災から10年を迎える今年。いまも帰還困難区域である大堀地区の伝統的工芸品である大堀相馬焼の作陶を再開した窯元数は11窯元あります。(浪江町ホームページ掲載窯元+休閑窯)。震災前は23窯元(浪江町ホームページ記載による)あった窯も約…
震災・原発事故に伴い浪江町から2018年4月にいわき市四倉へ移り、窯を再開した陶吉郎窯 窯主 近藤学さんとご子息の賢(たかし)さん。近藤家陶業の始祖である初代近藤平吉(1736~1818)による宝暦十年(1760年)の創業に始まり大堀相馬焼…
明治43年開窯、震災・原発事故に伴い浪江町から西郷村へ移り、窯を再開。現在に至る。松永窯 三代目 窯主 松永和夫さんは「大堀相馬焼の300年続く伝統を絶やさないために、これまでの伝統はもちろん、若者にも使って頂けるような商品、海外にも発信で…
震災・原発事故に伴い浪江町から大玉村へ移り、窯を再開した勝義窯 三代目 窯主 半谷勝則さんによる柔らかい曲線に安定感のあるどっしりとしたフォルムの器たち。小物の色付には奥様のセンスも生かされています。…
震災・原発事故に伴い浪江町から二本松市へ移り、2019年9月に二本松市の自宅に窯を再開した大堀相馬焼開祖 半谷休閑の子孫で休閑窯 十五代目 窯主 半谷秀辰さんによる伝統的な大堀相馬焼意匠の美品。伝統的な器や湯呑みから、マグカップ、カレー皿、…
震災・原発事故に伴い浪江町から2011年12月に福島市飯坂へ移り、窯を再開した近徳 京月窯 十五代目窯主 近藤京子さん独自の色世界である青や黒の器たちは、女性としての目線を大切にした器づくり。『暮らしに根付いた創作陶芸』を心がけている。元々…
震災・原発事故に伴い浪江町から2013年11月に白河市大信坂へ移り、窯を再開した錨屋窯 十三代目 窯主 山田慎一さんは伝統技法と現代スタイルを融合させた繊細なフォルムを生み出す。大堀相馬焼の魅力の一つに加飾の妙を上げ、その多彩な装飾法は他に…
震災・原発事故に伴い浪江町から2017年6月に本宮市へ移り、窯を再開した春山窯 十三代目 窯主 小野田利治さんは独自の青マット釉を用いた色使いに特徴がある器を作ります。そして「全国の窯元と交流することで各々の窯元の良さを生かし、大堀相馬焼の…
震災・原発事故に伴い浪江町から郡山市田村町へ移り、窯を再開した大堀相馬焼、陶徳 十代目 窯主 陶正徳さん。仮設だった工房の改装が2016年に完了し、新工房での作陶を始めた。今の時代に合った作品を伝統を活かしながらアレンジを加え作っていきたい…
震災・原発事故に伴い浪江町から福島市で窯元を再開した大堀相馬焼「半谷窯」十六代目 窯主・半谷貞辰氏の華やかな花柄紋様の器たち。…
震災・原発事故に伴い浪江町から2013年9月、矢吹町へ移り、窯を再開した栖鳳窯 三代目窯主 山田正博さんは、陶器には産地ごとの良さがあって結局「ぶれない」ことが大事だ、と大堀相馬焼300年の歴史の中で培われてきた青ひび、左馬、二重焼といった…
震災・原発事故に伴い浪江町から郡山市へ移り、窯を再開した大堀相馬焼「岳堂窯」十六代目窯主、志賀藤衛門=本名・志賀喜宏さんは被災したあと、郡山を新天地に定め、2014年5月にその地の名称を用いた「あさか野窯」を開窯。この名には、郡山という風土…