震災・原発事故に伴い浪江町から2018年4月にいわき市四倉へ移り、窯を再開した陶吉郎窯 窯主 近藤学さんとご子息の賢(たかし)さん。近藤家陶業の始祖である初代近藤平吉(1736~1818)による宝暦十年(1760年)の創業に始まり大堀相馬焼中興の祖と言える二代目近藤陶吉郎(1789~1857)からの技術と精神性を継承し、歴史探訪しつつ現代にあっても芸術性あふれる器づくりを行っています。また登り窯を使った器づくりは大堀相馬焼再開十一窯元中、唯一この陶吉郎窯だけです。2020年11月には近藤学さんが「改組 新 第7回日本美術展覧会」に於いて特選を受賞。また、同じく近藤賢さんも「改組 新 第7回日本美術展覧会」に入選。と、親子でのダブル入選を果たしました。